インタビュー記事

第22回  人と人との関係性をつくる「リレーションデザイナー」 川口ゆりさん【後編】

今回のお相手:川口かわぐちゆりさん

リレーションデザイナーという仕事しごと生業なりわいとしている。人と人をつないでビジネスや地域ちいき出発しゅっぱつてんをつくることを中心ちゅうしんに、コミュニティマネージャー、人事じんじMCエムシー司会しかい広報こうほうライター、イベントファシリテーションなどいくつかの仕事をかけわせてはたらいている。北海道ほっかいどう出身しゅっしんで北海道と東京とうきょうの2かしょ活躍かつやくちゅうきなものはスープカレー。

子ども取材班しゅざいはん

No.1 ケイティ:
空手や書道を一生懸命いっしょうけんめいがんばっている。空手で館長賞かんちょうしょうを取ったことがうれしかった。

No.9 わー:
にわとりの世話せわをがんばっている。書道しょどうきゅうが上がったことがうれしかった。

自分の好きなことや楽しいことは何か、を知ろう

わー:
どうやったら、川口さんのような仕事しごと、生き方ができるんですか?

私の場合ばあいは、10だいころから自分じぶんきなことや、どんなときにたのしい気持きもちになるのかをかんがえていました。それをこころの中にずっときながら、まず自分がどんな生き方をしたいのか、とおもいながらいろんなお仕事を自分でさがしていました。小学しょうがくせいときになりたかったのは、ラジオのパーソナリティと、料理りょうりにん。それらは実際じっさいに仕事やらしの中で大きな存在そんざいになっています。

「この仕事だったら自分のよさがかせるかもしれない」と思ったことに自分からんでみたり、まわりの人と協力きょうりょくしたりしてはたらいています。

わー:
そうなんですね。

好きな気持ちや楽しい気持ちを中心ちゅうしんに考えるといいかもしれません。

自分がやりたいと思ったことを、すべて挑戦ちょうせんしてやってみるのも大事だいじ可能かのうせいを自分でめるんじゃなくて、やってみて、うまくいかなくても大丈夫だいじょうぶ。目の前できていることをすべておもしろがりたいですね。

ケイティ:
川口さんはやりたいと思ったことに挑戦してますか?

子どもの頃からずっと、たくさん挑戦していますね。私は、小学生の時に生徒せいと会長かいちょうをしていました。自分しかやる人がいなかったので仕方しかたなく手をげて会長になりましたが、それもひとつの挑戦でした。

あと高校こうこう生の時は、部活ぶかつ空手からてをしていました。

ケイティ:
えっ!

みんなにびっくりされるけど、本当ほんとうにやっていたんだよ。かたではなくて、たたかう空手がかっこいいと思って挑戦していました。

大人になってから挑戦していることもたくさんあります。新しい仕事にチャレンジするのもそう。今私は27さいですが、10代の頃から今まで、ずっと何かに挑戦しています。最近さいきんはジムに行って本格ほんかくてききたえたり、美味おいしいごはんをつくりたくて、料理も真剣しんけんにやったりしています。

大好きなことや、楽しい!と思う素直すなおな気持ちを大切たいせつにしている

わー:
川口さんのお仕事は、資格しかく必要ひつようですか?

必要ありません。資格があるほうが可能性は広がると思うけれど、資格がなくても自分がチャレンジしようという気持ちがあれば、新しい道がひらける。だから資格はかならずしも必要ではありません。

今は何をしていても楽しいし幸せ

ケイティ:
この職業しょくぎょう魅力みりょく大変たいへんだと思うことは何ですか?

魅力は、自分が興味きょうみあるものすべてにれられることです。いそがしくて大変だなと思うときもある。それも充実じゅうじつしている証拠しょうこなので、大変なことも全部ぜんぶふくめて、とてもしあわせです。

でも、だからこそ、なやむことはおおいですね。

わー:
人や物事ものごとの魅力とか悩むことって、具体ぐたいてきにどんなことですか?

いくつかの仕事を一緒いっしょにしていると、いろんなことに気を使つかわないといけないです。たとえばなかは、自分とおなじ考えをった人ばかりではありません。学校生活でも、自分と全然ぜんぜん考えやタイプがちがう子がいると思います。外であそぶのが好きな子もいれば、室内しつないで本をむのが好きな子もいるよね。

全員ぜんいん
います。

社会しゃかいに出てもそう。自分とは違う考えの人と一緒に何かをするときに、自分の気持ちだけを優先ゆうせんさせても、どこかでぶつかっちゃうことがたくさんあります。みんなそれぞれ大事にしていることが違いますから。でもみんなで仕事をしているから、それでも仲良なかよくしないといけないこともある。人との違いも楽しいことだけど、そういうときは大変さもありますね。

優先=他のことよりも先にすること

人との出会いは大変なことも多いけれど、魅力も多い。

わー:
生まれわってもまたこの仕事がしたいですか?

したいですね。したいけど、新しく違うことをやってみたい気持ちもあるかも。とにかく好奇心こうきしん旺盛おうせいなので(笑)。

私は今の仕事をするようになって、すごく幸せだなあと思います。何をしていても楽しいし幸せだと思うけど、一つのことをきわめる職人しょくにんさんのようなことをしてみたい気持ちもあります。今いろんなことをしているからこそ、ぎゃくに一つのことに集中しゅうちゅうする仕事がしてみたいな。

美容師びようしもいいですね。理由りゆうは、人がよりすてきになっていく姿すがたをそばで見ることが好きだから(笑)。だれかがきれいになる手伝てつだいはすてきだと思います。きれいになると自分もうれしいし、まわりも嬉しい。そうするとみんながハッピーですよね。

ケイティ:
この仕事は、今の子どもにおすすめできますか?

おすすめできます。私の場合も、今までの一つひとつの経験けいけんが、リレーションデザイナーの仕事にかされています。リレーションデザイナーになるのは大変かもしれないし、なってからも大変かもしれない。でも何よりも、いろんな物事にかかわれるって、いい人生じんせいだなと思います。

地元じもと北海道ほっかいどう貢献こうけんしたい

ケイティ:
これからやっていきたいことは何ですか?

いろいろあるけれど、地元じもと北海道ほっかいどうのよさを誰よりもり、北海道にんでみたい人にそのよさを広める仕事や、北海道の人々がつながる仕組しくみをつくる仕事がしたいと思っています。私は子どもの頃から、北海道の札幌さっぽろに長く住んでいました。そのあと、お仕事やプライベートなどいろんな理由がかさなって、20代で東京とうきょうしてきましたが、今でも北海道がすごく好きです。自然しぜんゆたかだし、食べ物もおいしいですよ。

せっかく北海道というすてきな場所に生まれたので、そこに貢献こうけんするお仕事がしたい。北海道に行きたいと思う人がえるようなお仕事がしたいですね。

2人とも、北海道にたことはありますか?

ケイティ:
ないです。

わー:
1かいだけあります。

お、わーちゃんは来たことがあるんですね!北海道のどこに行きましたか?

わー:
十勝とかちです。

十勝!どの季節きせつに行ったの?

わー:
なつです。

ちょうどいい季節ですね。十勝もいい場所だよね。

満月まんげつばんに、東京でつきに1回だけよる開店かいてんするコーヒーさんにて。東京も川口さんにとって大切な場所のひとつ

早く社会に出て働きたかった学生時代

わー:
ここからは、「はたらく」と「お金」の考えについても聞いていきます。「働く」ということについてどう思いますか?

私のおかあさんとおとうさんは、よく働く人でした。小学生の頃は、大変そうだけど家族かぞくのために働いてくれるのはありがたいなと思っていました。今思えば、両親りょうしんの働く姿すがたを見て尊敬そんけいしていましたね。

働くのがつらいと思っている人は、世の中にたくさんいると思います。でも私は、働くことは楽しいことだと思います。2人も『NARIWAI』でいい大人にいっぱい会っているから、もしかしたら働くのが楽しみかもしれないですね。

全員:
はい。

私も働くことが楽しみすぎて、高校生の時はアルバイトをいくつも同時どうじにしていました。当時とうじ大学だいがくで4年間ねんかん勉強べんきょうするよりも、早く社会しゃかいに出たかったので短大たんだいに行きました。もっと勉強したくなったら、大人おとなになってからまた大学にいけばいいと思って。

小学生のみんなには、「早く大人になって、こっちの世界せかいにおいで!」と言いたいくらい、働くことは楽しいですよ。

ケイティ:
働くことの、どんなところが楽しいと思いますか?

できなかったことができるようになる実感じっかんと、理想りそういかけるのが、楽しいですね。

例えば私は、自分から人事じんじの仕事をやろうと思ったわけではありません。まわりの人から、「ゆりちゃんは人事にいているんじゃない?」と言われてやりはじめた仕事です。

最初さいしょは、人としゃべったり面接めんせつをしたりできなかったんですよ。それがだんだん回数かいすうかさねるうちに、いろんな人としゃべれるようになった。できるようになってくると、「あんなにできなかったのに、ここまでできるようになった」と自分でも成長せいちょうがわかって嬉しくなりました。

成長して、人と話すことも楽しめるようになった

ケイティ:
そうなんだ。

私の場合は、学校で勉強するだけだと、なかなか自分で成長を感じられないような気がしていました。あったとしても、体育たいいくの時間に「前よりうまく走れるようになったな」「走るのが速くなったな」とかんじるくらいで、そんなに多くはなかったと思います。

できなかったことができてくると、仕事はだんだん楽しくなるんですよ。それが働くことのいいてんだと思っています。

わー:
「お金」についてはどう思いますか?

実際じっさいはお金がなくても、人間にんげんは幸せに生きられると思います。少なくても幸せな生き方はできるかもしれないけれど、お金があるにしたことはないですね。

お金があれば、本当に価値かちのあるものにお金をはらうことができたり、人に感謝かんしゃつたえるときに気持ちよくお金を払えたり、こまった人をたすけたりすることができます。

お金は自分をすくってくれるし、誰かを救うこともできる。お金を大事にすることは、けっしてわるいことではないと思っています。

人とのつながりを大切にしている

ケイティ:
「お金をかせぐ」ということについてはどう思いますか?

いいことだと思います。とはいえ、稼ぐことだけにとらわれて、心が共感きょうかんできない働きをつづけるくらいなら、好きなことを本気ほんき一生いっしょう懸命けんめいするほうがいいですね。私は自分ができないことを無理むり克服こくふくするよりも、自分ができることや得意とくいなことを思い切りばすことが幸せです。

そのお金で、自分ができないことを得意とする人に、仕事をおねがいしたり、社会に還元かんげんしたいです。自分の好きなことをして、自分も楽しくて、周りも幸せになって、それで結果けっか的にお金を稼げたなら、みんなにとってとても幸せなことだと思います。

稼ぐことを目標もくひょうにするのではなく、まず自分ができることを丁寧ていねいに、地道じみちにやれば他に変えられない価値かちになり、稼ぐことにつながるんじゃないかな。

価値=どれほどすばらしいか、またどれくらい大切かということ

お金があれば可能性は広がる

わー:
給料きゅうりょうはどうやって決まりますか?

基本きほん的には、フリーランスという働き方は、自分がどれだけ周りや会社に貢献こうけんできたかで、報酬ほうしゅうは決まります。決まったお給料はないんです。私は今27さいですが、30歳、35歳、40歳と年齢を重ねるごとに、どんどんお給料が上がっていくわけではありません。なのでじつ結構けっこう大変です(笑)。

「私はこれだけの成果せいかを出せるし、これだけ貢献できるので、〇〇円でお願いします」と、自分から言わないといけません。会社かいしゃいんだったらそんなことはなく、会社が金額を決めてくれます。自分で給料を決めるのは、なかなかない経験けいけんだと思いますね。

報酬ほうしゅう=仕事などで、やったことにたいしていただくお金

わー:
今の報酬ほうしゅう満足まんぞくしていますか?

まだまだ満足はしていないですね。お金を得る、ということは全然悪いことじゃないから。私は「お金がないことで人生をあきらめるのはもったいない」と思っています。だからこそ自分の力でお金を得て、可能性を決められる大人になるのが楽しみでした。

どんな背景はいけいがあっても「自分の価値は自分で決めて、ゆたかにらしていきたい」という生き方です。お金があれば、何かをやりたいと思ったときに、チャレンジできる可能性が広がります。

わー:
家族にたいして、どんなふうにお金を使いたいですか?

例えば、感謝かんしゃの気持ちを伝えるときに使いたいと思います。おや孝行おやこうこうや家族孝行の時に、温泉おんせん旅行りょこうやモノをプレゼントするとかね。あとは、「おいしいご飯を食べさせてあげたいな」「母の日にお花をあげよう」というときにも、気持ちよくお金を使える人でありたいですね。

働くことで可能性を広げている

ケイティ:
川口さんは、何のために働いていますか?

なんのために働いているんでしょうね。

働くことで、自分も周りも幸せにするために働いている気がしますね。仕事以外でも趣味しゅみはたくさんあるので、働かずに毎日のんびり暮らして遊んでいても、多分毎日楽しいと思います。

でも働くと、こまっている誰かをたすけることができます。助けられたとき、助けたとき、どちらもすごく幸せを感じます。

わー:
「働く」と「お金」の関係かんけいについてどう思いますか?

働くとかならずお金が発生はっせいするので、切っても切りはなせないものだと思います。

発生=この場合はお金が関わってくるという意味いみ

わー:
では最後さいごに、この記事きじを読んでいる子どもたちへメッセージをお願いします。

とにかく自分がやりたいと思ったことは、人の目を気にせずに何でもチャレンジしてもらいたいです。これから先、やりたいと思っても勇気ゆうきが出ないこと、自分には無理むりだと思うことがたくさんあると思います。学校の中だったら委員会いいんかい立候補りっこうほもそうだし、学校の外だったら新しいならごとを始めるのもそうです。

子どもたちは、これからいろんなことがあると思います。中学ちゅうがく生や高校生になると、「無理」「どうせ失敗しっぱいするだろう」「周りよりも出遅でおくれちゃったかな」と思うことも絶対ぜったいある。でもだいたいのことは、ちょっとうまくいかなくても大丈夫だいじょうぶなので、何度なんどあきらめずにどんどんチャレンジしてもらいたいです。うまくいかなくて当然とうぜんなんです。

私も失敗することもたくさんありました。試合しあいけちゃったこと、うまくいかなかったこと、途中とちゅうでやめちゃったことが、たくさんあった。空手で怪我けがしたときも、3年間続けたかったけれど、もう無理だと心がれてしまいました。

ケイティ:
そうなんだ……。

でも、チャレンジしてよかったと思っています。チャレンジしたからこそ、多くのことを学べました。あと、ミス・ユニバースやミス・インターナショナルなどの世界につながっているミスコンテストにもチャレンジしたことがあります。

実は10代の頃は、地元のモデルオーディションにからなくて。普通ふつうならそこで「才能さいのうがないのかも」と諦めると思うんですが、もっと自分が輝ける場所が別にあるのかもしれないと思い、一生懸命コンテストを調しらべて、そのコンテストも、諦めずに3回受けました。その結果、3000人ほどエントリーする日本大会のファイナルの、22人までのこりました。

チャレンジするまでは自分には無理だと思っていましたが、挑戦していくにつれ自分の強みや弱みが分かってきて、気づいたら前よりも自分のことが好きになっていました。自分のいいところだけではなく、周りの人のいいところにもたくさん気付きましたしね。

挑戦してよかったなあと思うことがたくさんあるので、2人もぜひ何かやってみたいことがあったら、「やってみたい」と口に出してみてください。そうしたら、必ずできるから!

ミスコンテスト=女性の美しさをきそうコンテスト。見た目だけではなく、心やコミュニケーションの力なども見られる

オーディション=作品などに合う人を選ぶための審査しんさ

ファイナル=決勝

全員:
はい!

それと、何をするかも大事だけど、どんな時に自分が「幸せだな」と感じるかどうかが、本当に好きな仕事を見つけるコツだと思います。世の中にはいろんな幸せがあります。いろんなことに挑戦してみて、どんな時に自分が楽しいと感じるかをたくさん見つけてください。

私は、自分が完璧かんぺきな人間だとは思いません。むしろ、できないことやんだりすることも多くて、今までの人生では周りの人に助けられてきました。だからこそ、その人たちを大事にしたい、恩返おんがえしをしたいという思いが強い。

豊かな人間関係をつくり、その関係から仕事をしたり、言葉や表現ひょうげんに表すことが人生で一番の幸せなので、今の仕事をしています。やりたいことがあってもなくても大丈夫です。それよりも、自分にしかないよろこびを知っている人が、きっと一番自分の人生を楽しめると思うのでどんどんチャレンジしていってね。

全員:
ありがとうございました!

こんなお話もしました

ケイティ:
川口さんの好きなものは何ですか?

うーん、何だろう?ちなみに2人の好きなものは何ですか?

ケイティ:
漫画まんがですかね。『スパイファミリー』っていう漫画が好きです。

そうなんだね!読んでみよう。教えてくれてありがとう。漫画は、いつも読んでいるの?

ケイティ:
はい。

いいね、私も漫画大好き。わーちゃんは何が好き?

わー:
私は本が好きです。『怪盗かいとうクイーン』シリーズが、すっごくおもしろくて好きです。

読んでみますね。2人ともありがとう。本は私も大好きなの。

そうだな、あとは音楽おんがくが好きですね。聞くのも好きだし、実は自分で演奏えんそうするのも好き。ピアノとドラムができます。私は普段ふだん、何かしらずっと音楽を聞いています。コンサートやライブにはよく行くし、音楽を聞きながらお話をしたり、美味おいしいご飯を食べたりすることが好きですね。

ケイティ:
好きな食べ物はありますか?

一番好きな食べ物は、何だろう? あ、スープカレーが好きです。スープのようにさらりとしたカレーなんですよ。食べたことあるかな?

ケイティ:
食べたことあります。

おいしいよね。スープカレーは北海道発祥はっしょうなので、なおさら大好きです。多いときは毎週まいしゅう食べちゃう(笑)。

リレーションデザイナーってどんな仕事?

・リレーションデザイナーとして、人事、MC、広報ライター、イベントファシリテーターの仕事をしている(川口さんの場合)

・人に何かを伝えたり、誰かのために何かをしたりする、人に関わる仕事

・【人事】会社の中で新しく人を受け入れたり、採用するときに面接をしたりする

・【人事】会社で働いている人たちの幸せは何かを考えて、働きやすいように会社のことを工夫して整える

・【MC】イベントで司会をする

・【広報ライター】世の中にあるものの魅力を見つけ、言葉にして伝える

・【イベントファシリテーター】人に話を聞いたり思いを引き出したりして、イベントを進めていく

リレーションデザイナーの魅力

・自分が興味あることすべてに触れられる

・常に多くの人と出会えて、多くの人や物事の魅力に関われる

・楽しいし学びがある

・自分の仕事で、周りがより幸せになる

大変なこと

・自分でいくつものスケジュールを同時に調整しないといけないほど忙しいこと

・自分とは違う考えの人と一緒に仕事をするときに、どうやったらいいかと深く考えるすることがたくさんある

「働く」と「お金」の関係について

・働くことは楽しいこと

・できなかったことができてくると、仕事はだんだん楽しくなる

・お金は本当に価値のあるものに使えるのはもちろん、人に感謝を伝えたり、困った人を助けたりもできる

・お金は人を救えるけれど、稼ぐためだけの生き方をすると何のために生きているかわからなくなる

・まず自分ができること、人よりも楽にできることを見つけて打ち込んでみることが、自信や能力につながって、社会の価値となり、稼ぐことにつながる

川口さんが思う大切なこと

・人との関係や出会いを大切にする。親しき中にも礼儀正しくいる

・自分の仕事で、周りがより幸せになること

・自分をまず幸せにする

・人の話をよく聞く(全部を人の意見に合わせない)

・なるべく優しい言葉を使う。表現を選ぶ

・最初の一歩はダメで当然

・好きな気持ちや楽しい気持ちを中心に考える

・自分がやりたいと思ったことは勇気を出して口に出し、すべて挑戦してやってみる

・どんな時に自分がリラックスしていて、幸せだと感じるかを見つける

【子どものためのおしごとメディアNARIWAI】
子ども取材班:ケイティ、わー
編集部:スナミアキナ、吉川ゆゆ
ライティング:吉川ゆゆ
サムネイルデザイン:南 裕子
編集長:吉川ゆゆ
主催:YOKARO